LDR の件の続報(がないという話)と新たなお願い

わかっているんですが

ええと、盛大にアナウンスした後に何の音沙汰もなくてすみません。
わかっております。皆様が進捗をお聞きになりたいのはわかっているのです。
ですが、いまのところ見通しなどで追加でアナウンスできることはありません。もうしばらくお待ちください。
具体的には、まだ素材が渡ってきていないのでそれを見るまでは時期的なことなども口にできないのです。
お待たせしてもうしわけありません。

お願いなど

そうこうしている間に、LDR がついに livedwango.com ドメインでもサービスを終了し(たと思われる状態になっ)てから1週間あまりが経ちました。
この間、Macを触るたびについ習慣でURLをタイプしてしまい*1、うっ、となること幾度もあり、まあ覚悟はしていましたがその喪失感たるやもう何を持って比べればいいのかわからないほどです。
もう、禁断症状出てつらい。ですが、私は他のフィードリーダなどに頼らずあえてこの状態をそのままにして、今後の展開への糧とすることにしました。一刻も速くそれを実現しようという意志を毎日確認しているのです。
ただし、私はそのようにいわば「RSSリーダ断ち」を敢行していますが、皆様におかれましてはInoreaderでもFeedlyでもなんでもかまわないので、どこかでOPMLをインポートして来るべき日まで待っていてください。私はともかく、他の人から「RSSリーダで日々更新される情報を眺める」という習慣そのものが失われる方がよほど怖いのです。

そして、お待ちください。よろしくお願いします。

*1:荻野はどんなサイトでもブックマークせずにURLをタイプして履歴からアクセスする

一昨日書き忘れたことなど

すごい反響でした

一昨日、勢いで公開してしまったこの記事がすごい反響で、驚いています。
ogijun.hatenablog.com
やっぱりLDRが注目されているし、愛されてるんだな。すごいな。改めて、気合い入ります。

あと、こんな記事が出てたのがこれもびっくりした。
www.itmedia.co.jp
internet.watch.impress.co.jp
もちろん取材とか全くされていません(苦笑)。抜き書きだけでニュース作るとかすごいな。あと、やじうまwatchの方は:

これは荻野淳也氏がブログで表明したもので、サービス終了前から運営元のドワンゴに対して行っていた買収交渉は残念ながら成立しなかったものの、ソースコードの提供は受けられることになり、互換サービス開発のめどが立ったというもの。

とか書かれてるんだけど(強調筆者)、めどは立っていません!w
まだ現時点ではソースコード見てないですし。でもまあやるしかない。みんなにフィードデータのバックアップ取ってもらいたかったのでめどはなくとも宣言してしまった、ということです。

でもまあ、もっと重要なこと

私は保護猫・捨て猫にゃんこ5匹の里親やってるって書いたけど*1、あれを読んで私も猫の里親になりたい!って思った人、荻野がやってるコーヒー屋*2で定期的に猫の里親会やってます!次回は10/14(土)です*3。興味のある方、応援してくださる方はぜひご来場ください。ポスター等できたらまた掲載します。よろしくお願いします。

*1:ちなみにそのうち嫡子(?)3頭、居候2頭

*2:http://cafenekonoya.com

*3:ただしこの日はネコはいますが荻野本人は不在です

LDRが終了することについて

ひさしぶりにblog記事を書く。それも、とっても気がすすまない状態でこれを書いています。

LDR、サービス終了するってよ

LDRことLive Dwango Reader (ex. Livedoor Reader)がサービス終了します。
これを読んでいるような人はもちろん経緯はご存知のことと思われるが、もともと2014年10月1日に当時運営していたLINE株式会社からサービス終了が発表されていたところを、株式会社ドワンゴが譲渡引受を表明して2014年12月よりドワンゴ社によってい運営されていたのだった。

今年の7月24日に、そのドワンゴから8月末でサービス終了するという発表があった。
blog.livedoor.jp
これには大変困った。私はたぶんこのLDRの、おそらくトップ10に入るであろうヘビーユーザを自認している。いまでもMac触っててSafariを開いている時間のうち最も多くの時間をこのLDRと過ごしている。報を受けて、様々な人がそれぞれ思い思いにLDR追悼文を書く中、私もこんなことを呟いていたりした。


ただまあその後は特にblog記事を書くでもなく、まあ言ってみれば沈黙してたんだけど別に忙しかったとか言うべき言葉がなかったとかではない。なにをしていたのかというと、うちの会社で買収して運営継続できないかをドワンゴ社と交渉していました。ジャジャーン!まあ、予想ついてた人もいたと思うけど。

LDR買収交渉、するが...

いまogijunの会社ってどこやねんと思った人も多いかと思うけど、どこかでかいところに所属しているわけではなく、小さなソフトウェア開発/コンサルティング会社を営んでおり、そこで受託開発や自社サービス運営を細々とやっているのです。その会社でLDRを買収して運営を引き継ごう!と考えたのだ。
たまたまだけど弊社はドワンゴ社さんとは過去に取引があるのでまずはそのチャネルで問い合わせを試みた。しかしまあ、これが(7/25にメールをまとめて書いているようだが)一旦社内の状況を確認しますと言われたままその後はなしのつぶてになってしまい、具体的な話を進められないまま刻々を期限の8/31が近付いているという状態になってしまったんだよね。
なりふりかまっていられないので、友人知人を総動員してド社にアプローチを続けた結果、なんとか橋渡し役になってくれる人が見付かったのだった。この時点で8月後半になっており、これから交渉開始してサービス終了までに間に合うんか?みたいな空気になっていたのだが、案の定というかなんというか、実質的な交渉のテーブルについたのは実は9月に入ってからだったのです。たぶん8/31過ぎてもなぜかサービス使えてたのは交渉期間だったから特別にその人が動いてくれたんだよね。想像だけど。だから今月LDR使えてたのはその人とオレのおかげなのでみんな感謝するように!

ともかくまあそんな感じで譲渡引受の上でのサービス継続について、当社として可能な最大限の提案を行い、交渉しました。その内容や経過についてはここには書けないのであるが、結論としては譲渡に至らずサービスはそのまま終了せざるを得ないということになりました。力及ばず、無念です。
ですが、交渉の結果と間に入ってくれた方のご尽力により、そのままサービス継続することは出来ないものの互換サービスの開発は支援すると言ってくれた。具体的には、当社が互換サービスを新規で構築するならば、参考のために一部のソースコードを提供してもらえることになった。そのあたりは、プログラマが交渉しに来たことがポイントだったらしい。

LDR互換サービス、作ります!

というわけで、やります。互換サービス。既にオープンソース版のfastladderをベースに開発を表明している人もいますが*1、あれはまあ言ってみれば1人用に出来ており、私はどうしてもあのLDRの使い勝手を再現したいので、APIサーバもクローラも以前のLDRアーキテクチャを踏襲してがっつり開発します。クロールも帯域とストレージをどかんと買ってぶんまわします。
そんな本気でやって費用面とか大丈夫なのか、と思われるかも知れませんが、私はこれを営利事業として考えています。オプションによる有料課金も追々考えますし、ヘビーユーザである自分ならではのビジネスを編み出して行く所存です。エンジェル投資家やVC各社の皆さまには機会をいただけましたらご説明に伺います。おそらくLDRの可能性を私以上にポジティヴに考えている人はいないでしょうから、お聞きになられたらそれなりに面白いのではないかと思います。
現時点ではいつ公開できるかはまだ約束できませんが、自分を含めたLDR難民全員を収容できる本格的なサービスにします。なので皆さんはそれまでに OPMLldr.json*2 かどっちでもいいけど保管して待っててください。

あらためて、LDRについて

実はこれを書いている今日、旧ドメインからの reader.livedoor.com からサービスにアクセス出来なくなった*3
LDRは、開発から10年以上が経過してなお、基本的な機能がほとんど変化していないにも関わらず、未だに他では替えが効かない、大変ユニークで重要なツールである。RSSリーダーというカテゴリにはさまざまな製品があるが、LDRはその抜きん出た高速性や操作性において、未だに他の追随を許さない。情報を閲覧するという目的についてこれほど考え抜かれた製品は他にどこにも見当たらない。
近年はRSSリーダそのものがオワコンだとか時代における役割を終えたんだという説明をしてる方が見受けられるけど、私はそうは思わないんだよね。GoogleFacebook(とちょっとTwitter)に情報流通の大半を握られている状態は決して全面的に気持ちよくはない。情報を「自ら取得する」人々の強力な武器であるLDRの役割はむしろますます重要になってきていたと思う。以前より利用者が少なくなっていたとしても、私を含め現在まで残っている利用者は皆一様に、LDRという製品に非常に強い思い入れを持っている。
そのようなユニークでハイクオリティなプロダクトを、日本のライブドア社のmalaが開発した、という事実があることは、大げさでなく日本のweb開発者にとって精神的な支えになっていたように思う。

誤解のないように書いておくと、私は一旦は消えそうになった火であるLDRをLINE社から引き継いでこれまで大切にサービスを維持してくれていたドワンゴ社にはとても感謝しています。でも、だからこそ、ドワンゴが、受け継いだその火を守って次に伝えたものとしてでなく、火を絶やしたものとして多くの人に記憶されてしまうのは、とても残念です。

P.S. にゃんこをひきとったのではなかったか...

私がこんな中途半端な状態でも記事を書こうと思ったのはなぜか、そもそも、今回(実現しなかったけど)なんとしてもドワンゴから引き継いで運営しなくてはならないと決意してメールを書くに至ったきっかけはなにか、と聞かれたら、実はこの記事があったからです:
weekly.ascii.jp

これは2014年10月にドワンゴLDRを引き受けることになったときの取材記事であるが、その際にサービスを引き受けることを「にゃんこをひきとる」と表現しているのである><
知ってる人も多いと思うけどogijunは保護猫や捨て猫計5匹に囲まれて暮らしており、これまでもたくさんの(リアル)にゃんこをひきとってきたのである。それが、最初の親のもとで飼えなくなって里親のところに行ってたにゃんこ、それも自分もとてもよく知っているにゃんこが、里親さんのもとでもまた飼えなくなっちゃったという><><
こんなふうに言われると、名乗り出ないわけにいかないじゃないか、そのにゃんこ、引き受けるよ...。そんなふうに思ったからここまで突き動かされてしまったのです。なにもにゃんこにたとえなくてもいいじゃないか...。
結果として私は新しい里親にはなれませんでしたが、よく似たにゃんこのロボットをつくりますみたいなことになってる。にゃんこ、カワイソス><

*1:例えばこの記事など。これは私のプロジェクトではありません。
「Live Dwango Reader」引き継ぐ有料RSSリーダー、有志が計画 需要あればサービス開始へ - ITmedia NEWS

*2: ldr.jsonの取得方法については以下の @azu_re さんの記事を参照してください。
LDRのフィードをレート情報付きでエクスポートする | Web Scratch

*3: http://reader.livedwango.com はまだアクセスできるようである

森博嗣『ムカシ×ムカシ』を読んで考えたことなど

しばらく間があいてしまいました。上半期のまとめとかも書きたいのだけれど、下半期最初の記事は軽めのものを。

森博嗣さんの本というものを本当に昔から読み続けており、いい加減もう追いかけなくてもいいのではないかなどと考えつつも書店で見かけるとつい買ってしまうのです。特に講談社ノベルズは習慣のように反射的に買って読む。そしてなんと今回はシリーズとしては前巻の『タカイ×タカイ』から実に6年ぶりの新刊でした。

ムカシ×ムカシ (講談社ノベルス)

ムカシ×ムカシ (講談社ノベルス)

 

 そもそもこのシリーズがまだ続刊を残していたことすら忘れていたよ。その間にギリシャ文字のやつはじまってるしね。

まあさっくり読了して、まがりなりにもミステリなので内容はなにを書いてもネタバレになるようでなにひとつ書けないが、気分だけ書いておこうと思ったわけです。

こう、なんというか考えるのは、前巻の内容を思い出せないんだけどまあそれでもいい、しかしまあ次も出たら読んでしまうのだろうなということである。考えてみると森先生は96年のデビュー当時からずっと読んでいて、こんなに長くコンスタントに作品を買い続けている人もあんまいない。この方は数も出ますしね。しかしこの18年で私の方がいろいろ変わってしまっているのだ。なんということでしょう。18年間ずっと続けていることなんて他にいくらもないよ。

住んでるところも職業も人間関係もいろいろ更新されていく中で習慣のように読み続けてしまい、しかも大騒ぎするのでもなく淡々と読了して行く、というのがどうにも独特の感覚である。これがもう少し寡作の人だったら出るたびに大騒ぎしてただろうし、もっと思い入れが強い人だったらこれまた大騒ぎしてただろうけど、そのどちらでもないんだよね。

淡々と読んではいるけど、一応は全シリーズ完結するのをたのしみにしてもいる。次も出たら買うでしょう。この話にオチはありません。

体重はただ毎日計測するだけで落ちるというのは本当だった

私は学生時代とかは痩せ型で、その割りには大喰いであるので、ずっと自分は何をどんだけ食べても太らない体質なのだと思いこんでいたのです。実際いまから思うと病的なくらい痩せてたしね。

しかし30才を過ぎたら急激に太りだして半年で一気に10kgくらい増えた。このままの勢いで増え続けたら一体どうなってしまうのだろうと不安に思ったものでした。1年経ったら+20kgなのか? とか。幸いにしてそのようなことはなく、その半年のすぐ後に2kgくらいリバウンドして減ったところで止まって安定しました。この時点で+8kgとなた。

しかし最早自分が太らない体質なのではなく、単に若いから代謝がよかっただけでそれがもう変わってしまったのだということは明確になってきました。体重はその後そんなに変化なかったのだけれど、35才過ぎたらまた来ました。そこで再び+8kgくらい。私の体重は5年毎に階段上に増えるようなのです。

しかしここで止まったからといって油断していたのがいけなかった。時はさらに過ぎ、去年の10月くらいか。じわじわ上がり続けた体重がついに自分の見たことのなかった領域(十の位が..)に突入しようとしていたことに気付いた。20台の頃から比べたら+20kgだよ。見た目にも明らかに顔がボリューミィになっていた。

このままではヤバいと思ったので、とりあえず現状を正しく把握しようと思い体重計を買ったのであった。これ。 

乗るだけで体重だのなんだのを計測してWi-Fiでデータを送信して自動的に記録してくれるというものである。これで毎日計るところからはじめてみようと考えたのである。それまでは銭湯とかジムとかでたまーにしか計測してなかった。その後必要に応じてダイエットメソッドをなんか選ぼうかなあとぼんやり考えてのことである。

で、前置きが長くなったけど表題の件、そういう感じで単に現状把握のためだけに体重計乗ってたんだけど、1週間くらいで優位に減ってることに気付いてしまったんですよ。その後特に珍しいことをするでもなく、ただ毎日体重計に乗るだけ、というのを繰り返していたら2ヶ月でほぼ1kg減った。面白いのでそのまま続けていたらじわじわと下がり続け、半年ちょっとで5〜6kgくらい絞られていた。急激に落ちるわけではないので本当にじわじわと。もう少しこのまま特別な手段なしで記録し続けてみたいと思います。

体重の記録こんな感じ。

f:id:ogijun:20140627161353p:plain

体脂肪率はこんなの。体重に比して数字がよくないのは身体が緩んでいるからである。

f:id:ogijun:20140627161403p:plain

レコーディング・ダイエットとかは有名だがあれでも食べたものくらいは記録している。これはそれすらもしていない状態で、本当にただ毎日体重計に乗っていただけである。まあ体重はただかるだけで落ちるというのは何人かの人から聞いていて起こりうるということは知ってたですが。自分の身体で実験してみたら面白かったのでサラしてみました。

昔のアスキーすごかったなあ

ちょっと前の話なんだけど、凄腕編集であるkaheiさんが書いた 改訂新版 コンピュータの名著・古典100冊 という記事を読んで思ったこと。

最近改訂されたこの本で取り上げられている100冊のうち21冊がASCII(出版社ね)から出ていて、単一の出版社としてはもちろんダントツのトップである。そして、

 で、この21冊のうち8冊が私が企画して出した本だ。「なんだつまらん」という声が聞こえてきそうだけど、まぁそう言わずに。下記にあげたのが、私が企画した本のリストだ。全部翻訳書なのがあれだし、編集長職が忙しくて実際の編集作業を部下にまかせたものも入っているけど、細かいことは気にせずに紹介しておく。

  1. UNIXの1/4世紀 (Ascii books)
    これは、UNIX業界の歴史を描いた珍しい本の翻訳。内容はおもしろいのだけど、翻訳に若干問題があって何人かのUNIXハッカーから怒られた。申し訳ございません。
  2. フリーソフトウェアと自由な社会 ―Richard M. Stallmanエッセイ集
    これを出した当時、アスキーFree Software Foundationの日本における公式の出版社で、この本もその流れで出版したもの。Stallmanのエッセイで、Free Software/Open Sourceに関わる人にはぜひ読んでもらいたい本。早く電子書籍を出さないとなぁ。
  3. ハッカーズ大辞典 (Ascii books)
    Eric S. Raymondが編纂したThe New Hacker's Dictionaryの翻訳版。数多くの技術者から、海外の文献やブログを読むときの必需品だと言われた本。
  4. Lions' Commentary on UNIX (Ascii books)
    UNIX Version 6のカーネルソースコードに1行ずつコメントをつけて解説したという幻の本の翻訳書。この本については、いろいろ思い出があるので、いつかブログに書こうと思う。
  5. プログラミング言語C++ (アスキーアジソンウェスレイシリーズ―Ascii Addison Wesley programming series)
    言うまでもないビヤーン・ストラウストラップのC++本。これは第3版だが、第4版は別の出版社から出るはず。
  6. プログラミング作法
    カーニハンとパイクによるプログラミングの指南書。日本語タイトルの「作法」は普通に「さほう」と読む。木村泉先生が翻訳した「ソフトウェア作法」では「さくほう」と読ませているが、編集部でタイトルを決める際、私が「ソフトウェア作法」を読んだことがない人でも読めるように「さほう」に決めた。
  7. 文芸的プログラミング (ASCII SOFTWARE SCIENCE Programming Paradigm)
    クヌースのLiterate Programmingを含む論文集の翻訳書。この本を作る際、スタンフォード大学を訪ねて、クヌース教授に会って話せたのはいい思い出。
  8. The Art of Computer Programming (2) 日本語版 Seminumerical algorithms Ascii Addison Wesley programming series
    同じくクヌースのThe Art of Computer Programmingの翻訳書。当時のアスキーで、この本を出したことが評価されて社長賞をもらったんだよなぁ。う〜ん。

 当然のことがらこの8冊は全て持っている。その他の13冊というのも紹介されているが

以下のリストは、私が企画した以外のアスキーのタイトル。

  1. ワークステーション原典
  2. インターネットの起源
  3. 新装版 計算機屋かく戦えり
  4. アラン・ケイ (Ascii books)
  5. 実録!天才プログラマー (マイクロソフトプレスシリーズ)
  6. マイクロソフト―ソフトウェア帝国誕生の奇跡
  7. ビーイング・デジタル―ビットの時代
  8. やさしいコンピュータ科学 (Ascii books)
  9. はじめて読むマシン語―ほんとうのコンピュータと出逢うために
  10. オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)
  11. UNIXプログラミング環境 (海外ブックス)
  12. TEX(テック)ブック―コンピュータによる組版システム (アスキー・電子出版シリーズ)
  13. プログラミングWindows第5版〈下〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! (Microsoft Programming Series) 

この13冊のうちでも『プログラミングWindows第5版』以外の12冊は持っている。実はプログラミングWindowsもこの頃のはないが版が古いのは何冊も持っているので、まあカウントしても良いような気がする。

他にそんな出版社はたぶんない。名著・古典と呼ばれるものに選出されてるということは単にたくさん本を出していたということではなく、読まねばならないと幅広く認知されていたということである。この21冊の影にもここに載っていない膨大な数の本があるし私も持ってる。

私の世代のプログラマはみんなアスキー(しつこいようだけど出版社ね)に育ててもらったようなもんなんだよなあ。雑誌ではベーマガとか日本ソフトバンクのOh!なんとかシリーズとかいろいろ通過してきてるんだけど、書籍となると断然アスキーの独壇場になる。オライリージャパンが出来る前のO'Reilyの本もアスキーだったし。黎明期をともに生きた、という感じがする。出版社としてはずいぶん形が変わってしまったアスキーも、この時代の存在感は群を抜いている。

その出版社としてのアスキーを含むグループについては最近大きなニュースがあったばかりなのは周知の通りで、そちらもめちゃ感慨深いんだけど個人的にはこちらのコンピュータ書籍出版社としてのアスキーの役割は語り継いでいきたいとふと思った。