株式会社iCAREのCTOになって3ヶ月たっていた

こんばんは、ご無沙汰しています。

CTOになった

前回近況で株式会社iCAREにジョインしているという報告をしてからだいぶ間が空きましたが、その間に、というかあの記事を出した直後くらいからあれよあれよという間に事態が動き出して、気がつけば同社のCTOになっていました。プレスリリースも出してしいただいたのでご覧になった方も多いと思います。

www.icare.jpn.com

もうちょっと詳しい経緯というかなんでこうなったかみたいな話は、同じ開発チームのメンバーがインタビューにしてまとめてくれているのでみんな読んで!ついでにこの記事わりと面白いからみんなブクマして!!

dev.icare.jpn.com

3ヶ月たっていた

5月1日にCTOに就任ということになり、それからまるまる3ヶ月が経過した。

この3ヶ月については、EMだったときの流れからチームを1つ持たせてもらっており、未だに現場に出てプロジェクトを動かすための調整をしたり日々発生する運用作業とのタスク配分をやったりメンバーから上がってくるコードのレビューをしたり、要するに片足はわりと現場にも出てふつうのマネージャ業務もやりつつ、もう片足で全体を俯瞰できる場所に立つ、という感じでした。*1

そういえばこの期間に(メンバーが)作った機能のプレスリリースもしてもらいました。私も少しだけコメント出した。

www.icare.jpn.com

これからどうしたいか

実は私のいるiCAREという会社は7月が年度末であり、この3ヶ月というのは旧年度の最後の四半期でもあり、8月から新しい年度がスタートします。いよいよ今月から、まるまるひとつの年度の事業計画を立てながらそれを遂行していくということをやることになります。いままでは言うても人の立てた計画に乗っかって求められたことをやってるという立場が少しはあったけどね、今日からはもうそんなことは言っていられない。もっと広く全体を俯瞰しつつ、もっと未来の先まで計画を考えて、ということを全て自分の責任においてやらなくてはならない。これは大変だぞ..。

新しい期がはじまるにあたってどうしたいか。求められていることと私ができることを考慮してすごく単純に言うと、iCAREをもっとテックカンパニーっぽくしたい。自分も含めていまいるメンバーの技術力を上げていきながら、さらにつよつよな人を外から引っぱり込んだりもして、さいきょうのチームをつくるのだ。例によって当社も全方面で採用強化中です。ご興味ある方はぜひご連絡を..。

最後に

いま、会社としてもプロダクトとしても、なかなか面白いフェーズであり、そういうタイミングでうまいことすぽっとこの役目を追わせてもらえたのはなかなか幸運なことだと思う。もともとはCOVID-19絡みでコーヒー屋が経営的に持たなかったというのが発端ではあるのだけれど、どうやってはじまったものだとしてもやるからには本気でやるので。

そんなわけで引き続き応援お願いします。仲間になってくれるのがいちばんうれしいが、誰か紹介してくれたり、こんな話を広めてくれたりするだけでもありがたい。ただここまで読んでくれるだけでも。この投稿をちゃんと最後まで読んでくれた人にはご褒美にコーヒー豆1杯分あげますのでどこかで私に会ったときにその旨伝えてくださいw

*1:そういうようなことをやりながら全く新しくQAEチームを起ち上げたりもしていたのだけれをその話はまた別の記事で。

最近のこと

どうも、ご無沙汰してます。

はてダもグループも終わってしまって以来どうにもモチベーションがわかなくて、このブログも存在を忘れてしまったかのような状態だったのですが、ひさしぶりにいろいろ告知をするために重い腰を上げて出てきました。

近況について

まず、お仕事について。荻野ことogijunは今年の3月からプログラマ復帰しまして、株式会社iCAREにジョインしています。業務委託とか技術顧問とかじゃなくて社員としてガチ入社です。

icare.jpn.com

え、コーヒー屋はどうするの?と思った方もいるとは思いますがご安心(?)ください、やめてません。平日は8時間フルタイムでプログラマとして働いた後、戻ってきて夜に店を開けたり焙煎したりのコーヒー屋業をやります。ダブルワークです。土日は基本的にコーヒー屋に専念します。

これまでもコーヒー屋の傍ら細々とプログラマをやっていたんですが、そういう細々としたのじゃなくて基本的に平日昼は全速力でプロダクト開発の現場におります。これにはいろいろと理由があるんですが、以下だらだらとその理由を書いていきますね。

どんな会社?

働くひとの健康を守るための仕組みを作って提供している会社です。そのためにCarelyというSaaSを開発して様々なクライアント企業さんに利用してもらっています。

www.carely.jp

具体的には、会社の規模が一定規模以上になると義務付けられている、社員の健康診断やストレスチェック、過重労働への対応などが準備から事後の対応(一定基準を超えた人に面談するとか)まで一気通貫で行えるようなシステムを開発して提供しています。

何をやってるの?

現在はEM(エンジニアリング・マネージャ)という肩書きをいただきまして、Carelyの開発部隊のエンジニアたちとコミュニケーションを取りながらプロダクト開発の高速化や組織の拡大成長のための環境を整える、みたいな仕事です。コードも書きたければ書いていいよ、と言われています。

CarelyというプロダクトはRuby on Railsで書かれており、フロントはVue.jsになっています。が、まあそこが重要だったわけではなく、もちろん馴染みがある方が楽ではありますがVue.jsとか元はぜんぜん知らなかったし。ただ、たまたまRailsだったおかげでいざとなったら旧知の人たちに助けを求めることは出来るな、とは思っています。このへんは後への伏線ですね。

なぜそこに決めたの?

最初にも少し書いたように、今までも開店前とか閉店後のコーヒー屋の客席で細々と コードを書いてはいたのです。でもそこは副業らしく無理なく出来る範囲と言いますか、技術スタックも新しいものを習得することはせず、何も資料を見なくてもスラスラ書けるものだけを用いて、労力と成果のバランスが予測可能な領域に限っていました。炎上して本業(コーヒー屋のこと)に影響出たら困るからね。

ただ今回いろいろと複数の方から仕事を紹介してもらって見ているうちに、本来仕事ってそういうものじゃないよなあって、もっと個人の成長とかそういうものと結びついているものだよなって思い直す機会が度々ありました。余裕ある状態だけじゃなく、ちょっとストレッチした目標にチャレンジしていくという要素を含めないと、長時間を費すのはもったいない。実はコーヒー屋もそのチャレンジ要素を担当してくれていたのですが、それだけをやっていては食えない。どうせ違うことやるなら、とことんやるか。

現在の会社は少し前に大きめの資金調達をしていて、いままさに組織の急拡大の直前みたいなところに来ています。これまで弩スタートアップから大企業までいろいろ見てきたけど、こういうフェーズのところというのは私は経験がなかったのです。技術側だけを数えるとざっくり20人ちょっとの組織を50人とか100人とかにしていく(そういう野望を会社は持っているのです)っていうことは、未経験だけどちょっと体験してみたいという好奇心と、そこではいままで超えられなかった自分の壁を超えられるかも知れないという成長欲を刺激されてしまった、というのが正直なところです。

実際どうですか?

率直なところ、毎日へとへとになるけど予想以上に楽しくて充実しています。実家でお能の修行をしていたのにお金のために少しだけプロレスに復帰したら「俺やっぱプロレス好きだわ」って実感してしまった観山寿一の心境です(←やや旬を外した例え)。もちろんコーヒーも大事なんですけど、空いた時間についこっちのこと考えちゃう、みたいなのあります。もちろん本格的な開発にはブランクがあるので楽々できるわけではなく、いろいろと前世の記憶を掘り起こしながらどうにかこうにかこなしているというのが現状です。

誘っていただいたとき、勤務形態も最初は週1でも週3でも入ってもらっていずれ増やして行ければいいですからというようなことを言ってもらったのですが、ここは最初からアクセル全開でやってみたいのでいきなり週5フルで行くことにしました。コーヒー屋の営業あるので夜は早めに上がらせてもらってますが。

コーヒー屋は?

やってますよ。いや、やってるとは言い難い状況かも知れないが。通販のご注文はたくさんあるので(ありがとうございます)、焙煎のある日は深夜または早朝に豆焼きして、昼間はソフトウェア開発に勤しみ、夜は帰ってきてから店を開ける。土日は昼から。お店の定休日はあるけど焙煎と発送事務で潰れます。今年からまたスタッフもいなくなって私ひとりでやっているのですが、まあこれをどのレベルで続けられるかは本当に続けてみないとわかりません。もう若くないんだけど、体力勝負です。

「人生で、今がいちばん若いときだし*1

これはコーヒー屋をはじめたときにも考えたことなんだけど、この後いつかはやらなきゃいけないことを始めるとしたら、今すぐ始めるのがいちばんいいんだろうなと。いつかのインタビューでもそんなこと話しましたが。いまの会社では私はかなり年寄りな方で、まわりの若い人のスピード感に合わせるのは大変なんですが、待ってても自分が若くなるわけでもないしいまやるしかないんですよね。3月はそんな環境の変化だけでなく、私の世代にとってのある面での総決算みたいなものを見せられた月でもあったので(その話はまたいずれ)、強制的にいろいろ考えなおさせられている。 

 助けてください!

そんなわけで現在の私の昼の仕事、例にもれず弊社も絶賛採用強化中でして、全方位いろいろと募集していますのでご興味ある方はぜひとも気軽にお問い合わせください。

蛇足

いまいる株式会社iCARE、プログラマとかデザイナとかじだけじゃなくて営業から総務からありとあらゆる職種の人への支給マシンがMacBookです。なかなか思い切ったことをする。私がそこをポイントに決めたわけではないが、入ってみて驚いた。

追記

その勤務先であるところのiCAREの開発チームのブログで私のインタビュー記事が掲載されました

*1:岩男潤子さんの声で再生してください

『異能エンジニアの肖像』が無料で読めるってよ

日経xTECHというサイトがありまして、有料のいわばweb雑誌みたいなものです。
いつもだと記事の公開後一定期間は無料で読めて、しばらく経つとお金を払って購読している人だけが読めるようになるという仕組みになっています。

そのxTECHの中で、旧知の大森敏行さんが趣味全開で連載されていた『異能エンジニアの肖像』という一風変わったというか、おカタいイメージの日経さんで異彩をはなっていた連載があるのですが、なんと、この度、この連載がずっと無料で読めるようになったそうです!パチパチパチパチ。

xtech.nikkei.com

この連載に実は私も掲載されていまして、3回に渡って生い立ちからいろいろと話しています。しかしまあ私の話は置いといて、ひいきめなしに間違いなく面白い記事ばかりです。今日は全部で14人が登場する連載の中でオススメの回をピックアップしておこうと思います。

まず1人目は↑の告知記事でも取り上げられているYuguiさんの回です。

tech.nikkeibp.co.jp

大学で数学をやってたというのがたまたま私と分野までわりと狭い範囲まで同じ(代数的数論)で、そういった意味でも親近感をいつも抱いております。そして個人的な読みどころは初期のScaleOut社がどんなだったかを書いてあるところだったりします。この会社のことはいずれ歴史を振り返るときにもっと重要なこととして記録しておかなければならないのではないか、その貴重な記録がオープンになっていて凄い。

もう1人、かっくんこと角田直行さんの記事です。

xtech.nikkei.com

記事中に出てくる読書会のうちのいくつかに私もかつて参加していました。あの頃はいろいろと必死でいろいろ学ぼうとしてたなあ。最近あんまり会ってないですが、と書こうとしてしばらく前にチャリ乗って彼の会社の近くを通ったら偶然会ったことあったの思い出したわ。それはともかく、この記事中に出てくる例の個人運営のニュースサイトがいろいろな人の人生を捻じ曲げた方向付けたことはおぼえておきたい。

そんな感じで、週末の読み物にぜひどうぞ。

日経xTECHさんに取材していただきました

自分で言うのもどうかと思わないものの、せっかく記事にしていただきましたし告知致します。

日経BPの編集者にして日曜プログラマでもある旧知の大森さんからお声がけいただきまして、このような取材記事が出ました。公の場で話すのはひさしぶりで、しかも最近はあまりエンジニア活動やってないんですが、取材場所がうちの店で宣伝してもいいよということだったので断われずにいろいろとお話ししています。

tech.nikkeibp.co.jp

それにしても流石は業界に詳しすぎるベテラン編集者、こちらの要領を得ない話を見事に構成しなおしてすごく読みやすくなっていました。3回程の連載になるようです。

このサイトは有料メディアで、何日か経つと最初の1ページ目しか見えなくなってしまうんですが、これまでの連載の例だと1週間くらいは読めていたような。なんにしろ今は(登録は要るものの)タダで読めますのでぜひ登録してみてください。後半に行くと現在やってる(コーヒーじゃない方の)主な仕事のこととか、あとこの日記の読者が気になっているだろうあの話題(LDRのことです、すみません..)なども出てきます。お楽しみに。

 

追記:

第3回まで公開されたのですが、3回目が公開されたタイミングではもう第1回が無料では読めなくなっていました。気になる方はぜひ有料登録して読んでみてください。

2回目
tech.nikkeibp.co.jp

3回目

tech.nikkeibp.co.jp

LDR の件の続報(がないという話)と新たなお願い

わかっているんですが

ええと、盛大にアナウンスした後に何の音沙汰もなくてすみません。
わかっております。皆様が進捗をお聞きになりたいのはわかっているのです。
ですが、いまのところ見通しなどで追加でアナウンスできることはありません。もうしばらくお待ちください。
具体的には、まだ素材が渡ってきていないのでそれを見るまでは時期的なことなども口にできないのです。
お待たせしてもうしわけありません。

お願いなど

そうこうしている間に、LDR がついに livedwango.com ドメインでもサービスを終了し(たと思われる状態になっ)てから1週間あまりが経ちました。
この間、Macを触るたびについ習慣でURLをタイプしてしまい*1、うっ、となること幾度もあり、まあ覚悟はしていましたがその喪失感たるやもう何を持って比べればいいのかわからないほどです。
もう、禁断症状出てつらい。ですが、私は他のフィードリーダなどに頼らずあえてこの状態をそのままにして、今後の展開への糧とすることにしました。一刻も速くそれを実現しようという意志を毎日確認しているのです。
ただし、私はそのようにいわば「RSSリーダ断ち」を敢行していますが、皆様におかれましてはInoreaderでもFeedlyでもなんでもかまわないので、どこかでOPMLをインポートして来るべき日まで待っていてください。私はともかく、他の人から「RSSリーダで日々更新される情報を眺める」という習慣そのものが失われる方がよほど怖いのです。

そして、お待ちください。よろしくお願いします。

*1:荻野はどんなサイトでもブックマークせずにURLをタイプして履歴からアクセスする